神奈川入試ラボNyushi Lab
入試の基礎 04

内申点(135点満点)の計算と上げ方

神奈川の内申点は135点満点。中2と中3の成績が、決まった重みで合否に反映されます。計算のしくみを知れば、いつ・どの教科に力を入れるべきかが分かります。

135点の計算方法

神奈川県の内申点(調査書点)は、9教科の5段階評定を次のように合算します。

中2:9教科 × 5段階 = 45点
中3:9教科 × 5段階 × 2倍 = 90点
合計 45 + 90 = 135点満点

中3の評定が2倍で効くため、中3の成績がとくに重要です。ただし中2の成績もそのまま入るので、中2から積み上げることが大切です。

実技4教科を軽視しない

9教科には音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科も含まれます。主要5教科と同じ重みで評定に入るため、実技で差がつくことも珍しくありません。提出物や実技の取り組みを丁寧に。

評定を上げる基本

内申が足りないと感じたら

志望校が学力重視(3:7・4:6)なら、当日点で挽回できる余地が大きくなります。逆に内申重視(6:4)の高校は評定が効きます。志望校の比率を確認し、当日点でどこまで届くかは 合否シミュレーター で試算してみましょう(比率の意味は こちら)。

いつの成績が入るのか(学年別)

調査書に入るのは中2学年末中3の評定です(中3を2倍)。中1の評定はそのまま加算されませんが、中1でつまずくと中2の学習に響くため軽視は禁物です。中2は「内申を取りにいく」意識を持つ最初の年、中3は評定が2倍で効く勝負の年、と学年ごとに位置づけを整理しておきましょう(学年別の動き方は 中2中3 のガイド参照)。

評定はどうつくか(観点別評価)

各教科の5段階評定は、定期テストの点数だけでなく「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の観点別評価を総合して決まります。テストが良くても提出物や授業態度が伴わないと評定が伸びないことがあります。逆に、テストが平均的でも提出物と授業への取り組みで評定を底上げできる余地があります。

第2次選考では内申が使われない

合格者の一部を決める第2次選考では、調査書の評定(内申)が使われません。学力検査・特色検査と「主体的に学習に取り組む態度」の評価で選考されるため、当日点の比重がさらに高まります。内申に不安がある受験生ほど、当日点と特色検査の対策が保険になります。

よくある質問

Q. オール4だと内申はいくつ?
A. 9教科オール4なら、中2=36、中3=36×2=72で合計108点です(135点満点)。オール5なら45+90=135点になります。

Q. 実技教科も同じ重みですか?
A. はい。主要5教科と実技4教科は同じ5段階・同じ重みで加算されます。

Q. 中1の成績は関係ない?
A. 調査書点には直接入りませんが、学習の土台として中2以降の評定に影響します。

出典:神奈川県教育委員会「公立高等学校 入学者選抜」関連資料。制度は年度により変わる場合があります。最新情報は県教育委員会の公表資料をご確認ください。